脱毛で肌荒れしたら?ニキビ肌は脱毛できない?肌トラブル対処法をくわしく解説

脱毛で肌荒れしたら?ニキビ肌は脱毛できない?肌トラブル対処法をくわしく解説

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*本記事で紹介している商品、またはクリニックの選定に医師は関与しておりません。

きれいな肌を手に入れるために始めた脱毛で、肌荒れするのは嫌ですよね。
現在肌荒れ中で「この状態で施術を受けられるの?」と悩んでいる方もいるでしょう。

そんな不安や疑問は、正しい知識を持つことで解消できます。

そんな不安や疑問を解決すべく、今回は脱毛時によくあるトラブルや改善策、肌荒れ中の脱毛事情について紹介します。

脱毛のトラブルで後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んでみましょう。

目次

脱毛後の肌荒れが治らないと悩まないために!改善策や治し方を紹介

脱毛後の肌荒れトラブルで悩まないためには、脱毛前後のケアや正しい対処法を知ることが大切です。

とくに下記4つのポイントに気をつければ、トラブルのリスクを下げられます。

  • 脱毛後は保湿を徹底!特に顔・VIO脱毛は肌荒れしやすいので注意
  • 飲酒・入浴・日焼けをしない
  • 生理中は施術を控える
  • かゆみがあるときは冷やしタオルで熱をとる

脱毛後は保湿を徹底!特に顔・VIO脱毛は肌荒れしやすい

脱毛後の肌はダメージを受けているため、保湿を徹底しましょう。

脱毛後の肌は通常より乾燥しやすくなるので、肌の水分量を上げる必要があります。

また、肌が乾燥した状態で脱毛すると痛みを感じやすかったり、脱毛効果が薄れたりするといったデメリットを引き起こしかねません。

とくに皮膚が薄い顔やデリケートゾーンのVIOは、脱毛期間中はいつも以上に保湿を心がけてください。

脱毛部位保湿のポイント
化粧水や乳液を2度付けする
フェイスパックを使う
朝晩だけでなく日中もミスト化粧水などを
利用して肌が乾燥しないようにする
VIOデリケートゾーン専用アイテムを使う
締め付けすぎない下着を着用する

ケアアイテムはヒアルロン酸やグリセリン、コラーゲンなど、高保湿成分配合のものがおすすめです。

肌のバリア機能が乱れないように、十分な保湿で水分量を高めることが大切です。

飲酒・入浴・日焼けをしない

脱毛前後はシャワーだけで済ませ、入浴・飲酒を避けましょう

体が温まり血行が良くなると、脱毛後の赤みを引き起こす可能性があります。
激しい運動は控え、軽いストレッチ程度にとどめましょう。

また、脱毛時は日焼けを避けるのも重要です。

【脱毛期間中の日焼け対策】

  • 日焼け止めを塗る
    ⇒首・耳の後ろ・うなじは塗り忘れやすいため要注意!
  • 帽子・日傘・アームカバーを使う
  • サングラスをかける
  • 夏も半袖を避けUVカット衣類の長袖を着用する など

脱毛期間中に日焼けすると、ほとんどの場合施術を断られます

施術可能でも照射レベルを下げられ、思うように脱毛効果を感じられない可能性があるため注意しましょう。

生理中は施術を控える

肌荒れを防ぐには、生理前後・生理中の脱毛を避けるのが重要です。

通常よりも肌が敏感になりやすく、痛みや刺激を強く感じる可能性があります。

【肌トラブルが起きやすくなる理由】

  • 生理前後:黄体期のため
  • 生理中:ホルモンバランスが乱れているため

とくに脱毛クリニックで受けるレーザー脱毛は出力が高く、普段よりかなり痛いと感じてしまうことも。

生理前後1週間は、なるべく予約を入れないようにしましょう。

かゆみがあるときは冷やしタオルで熱をとる

脱毛後の赤み・かゆみの対処法

脱毛後にかゆみや赤みがあるときは、決してかかずに患部をよく冷やしましょう

かゆみの原因は、肌内部にこもった光やレーザーの熱
しっかり冷やすことで次第に熱が取れ、かゆみも治まりやすくなります。

保冷剤は、タオルに包んで使用してください。
直接あてると冷たすぎて、刺激を与えてしまいます。

またデリケートゾーンは蒸れやすく、一度かゆみが落ち着いて再びかゆくなることも。
そのため通気性の良い下着をつけて、摩擦や蒸れを軽減するのも効果的です。

脱毛後の肌荒れが長引くなら薬をもらう

脱毛後1週間以上肌荒れが治らない場合は、医療機関で薬を処方してもらいましょう。

  • 美容脱毛…近くの皮膚科を受診
  • 医療脱毛…通っているクリニックへ相談

脱毛で起きる肌荒れのほとんどは、2〜3日でおさまります

しかしトラブルが7日以上たっても落ち着かない場合は、正しい処置が必要です。

自己流のケアは悪化を招く可能性もあり、おすすめできません。
症状が長引く際は、皮膚科で治療を受けてください。

医療(美容)脱毛後に起こる肌トラブルや肌荒れの種類について

医療脱毛・美容脱毛の施術後に起こり得る肌トラブルを紹介します。

  • 肌の乾燥
  • かゆみ・赤み・火照り
  • 赤いブツブツができる毛嚢炎
  • 硬毛化

脱毛後に起こりやすいのは、肌の乾燥や赤み・かゆみ。
毛嚢炎や硬毛化が起こる頻度は低いです。

とはいえ、脱毛をする限りないとは言い切れないので、事前にトラブルと対策を確認しておきましょう。

肌の乾燥

脱毛後の肌トラブルで最も多いのが「肌の乾燥」。
脱毛をした人のほとんどに起こる症状です。

乾燥を感じていなくても、脱毛施術後は肌内部の水分量が減っている状態。
特に脱毛後の肌に紫外線があたると乾燥や炎症がひどくなる場合があります。

とはいえ、きちんと保湿をしていれば徐々に改善されていくことがほとんどです。

保湿しても肌の乾燥が悪くなる場合は、皮膚科を受診しましょう。

かゆみや赤み、やけどによる火照り

脱毛機の光やレーザーによる刺激が原因で、かゆみ・赤みが出ることがあります。

こちらも脱毛を受けた多くの人に見られる症状です。
悪化しない限り、過剰な心配はいりません。

また、脱毛後の肌は軽いやけどのような状態になっていることも。
とくに医療脱毛はレーザーの出力数が高く、赤みや火照りが出やすいでしょう。

だいたいは、一時的なもので、脱毛部位をしっかり冷やせば、当日中か遅くても2〜3日で治る場合がほとんどです。

赤いブツブツができる毛嚢炎

毛嚢炎とニキビ

ニキビのような赤いブツブツができるのが毛嚢炎(もうのうえん)
毛穴に雑菌が侵入すると起きる症状です。

見た目はニキビのようですが、原因や症状が異なります。

見分け方ニキビ毛嚢炎
原因皮脂の過剰分泌などが原因で
毛穴が詰まってアクネ菌が繁殖
脱毛後乾燥した肌に雑菌が侵入
見た目ブツブツ・真ん中に白い芯があることも赤いブツブツ
症状痛みやかゆみをともなうとくになし

毛嚢炎には、ニキビによくある芯やかゆみ・痛みがほぼありません。

脱毛後は、肌が乾燥し肌のバリア機能が弱まっている状態
その際に雑菌などが侵入し刺激が加わると、ブツブツした吹き出物ができてしまう場合もあります。

毛嚢炎はよく保湿してむやみに触らなければ、自然治癒することがほとんどです。

汗や皮脂は毛嚢炎を悪化させる原因にもなるため、施術部位は清潔に保ちましょう。

硬毛化

施術前と施術後

硬毛化は、脱毛時に毛が濃く太く見える現象です。

あくまでも一時的なもので、引き続き照射を続ければ、硬毛化した毛も含めきちんと脱毛可能です。

硬毛化が起きるメカニズムははっきり解明されていませんが、照射エネルギーが弱い場合に起こる可能性があると言われています。

肌の状態に関わらず誰にでも起こりえることで、脱毛を続ければ改善されるため過度に焦る必要はありません。

顔・背中ニキビなどの肌荒れ中は脱毛できないの?

顔や背中にニキビがあっても、炎症が落ち着いていれば脱毛は可能なことがほとんどです。

せまい範囲の炎症は、炎症部分をシールなどで隠して照射してくれる場合もあります。

サロンやクリニックにもよりますが、症状ごとの具体的な対応は以下のとおり。

肌荒れの症状対応
初期ニキビや白ニキビ脱毛可能※
赤い炎症状態のニキビニキビを隠せば脱毛可能※
ニキビ跡や色素沈着軽度なら脱毛可能※
アトピー炎症が落ち着いており、
ステロイドなどの塗り薬を
使っていなければ脱毛可能※

※症状によっては不可の場合あり

「自分の肌でも問題ない?」「今あるニキビが悪化しない?」と迷ったら、脱毛サロンで無料カウンセリングを受けましょう。

サロンの美容脱毛は、クリニックで受けるレーザー脱毛より肌への刺激や負担が抑えられます。

また脱毛と同時に美肌効果を感じられる場合も多く、より手触りの良いつるすべ肌を目指せるでしょう。

できるかが分かることがほとんどです。
そのため、肌荒れがあって脱毛できるか心配な人は、一度無料カウンセリングで相談してみましょう。

脱毛と肌荒れ(肌トラブル)に関するQ&A

最後に、脱毛と肌荒れに関するQ&Aをまとめました。

※タップで該当箇所へスクロールします

脱毛クリームでセルフ脱毛中に肌荒れしたときの対処法は?

A.すぐに洗い流しワセリンなどで保湿、かゆみがあるなら患部を冷やしましょう。

脱毛クリームで肌に異変を感じたら、石鹸を使わずにすぐ水かぬるま湯で洗い流すようにしてください。

かゆみは保冷剤で冷やして様子を見て、刺激の少ないワセリンなどで保湿します。

上記の方法は、脱毛クリーム使用後しばらくして現れた肌荒れにも対処可能です。

なお、市販の軟膏は手軽ですが、塗ると悪化する危険もあります。
自己判断はせず、症状が治らなければすぐに医療機関へ行きましょう。

顔の毛や眉毛をワックス脱毛したら肌荒れした!どうすればいい?

A.しっかり冷やして肌を清潔に保つことが大切。不必要に肌に触れない。

肌荒れしたら保冷剤などを使って、しっかりと冷却することが大切です。
低刺激なワセリンなどで保護をし、肌の乾燥を防ぎます。

顔や眉毛のワックス脱毛による肌荒れ(赤み・かゆみなど)は、多くの人に起こる現象です。
患部を清潔にして保湿すれば、2〜3日で落ち着くことがほとんど。

ただし、不必要に触ってしまうと雑菌が毛穴に入り、さらなるトラブルを招くこともあります。
肌荒れが長引く場合は、皮膚科へ相談しましょう。

他の記事では、顔のワックス脱毛のデメリットについて説明しています。                                    おすすめのケア方法等が気になる方は、参考にしてみましょう。

医療(美容)脱毛後やセルフでのムダ毛処理後の保湿にハトムギ化粧水を使ってもOK?

A.脱毛後の保湿ケアにハトムギ化粧水を使ってOKです。

ハトムギ化粧水は、安いうえに大容量。
全身にバシャバシャ使えて、コスパが良いといえるでしょう。

ただし水分(化粧水)の補給だけでは、十分な保湿になりません。

ニベアなどの保湿クリームも使って、水分が蒸発しないようフタをしてあげてくださいね。

トリアなど家庭用脱毛機でのセルフ脱毛は肌荒れする?

A.肌荒れを招くこともあります。トラブルを避けるためにも美容(医療)脱毛がおすすめ。

トリアなどの家庭用脱毛機は、誤った自己処理やアフターケアによって肌荒れを招くことがあります。

セルフケアに自信がない・めんどうという方は、サロンやクリニックでの脱毛がおすすめです。

とくにサロンで受ける光脱毛は出力数が弱めなので、肌への刺激を抑えながら脱毛が可能。

また美容効果(フォトフェイシャル)が期待できる脱毛機を導入しているサロンもあります。
脱毛と同時に美肌も目指せて一石二鳥ですよ。

脱毛後のぶつぶつした肌荒れを防ぐには正しいアフターケアが大切

脱毛後に起こる肌荒れ・肌トラブルの主な対処方法は、以下のとおり。

  • 脱毛後は保湿を徹底する
  • 飲酒・入浴・日焼けをしない
  • 生理中は施術を控える
  • かゆみがあるときは冷やしタオルで熱をとる

注意事項を守って施術前後の正しいケアをおこなえば、脱毛時の肌荒れリスクを軽減できます。

また敏感肌の方は、サロン脱毛がおすすめ
比較的肌への刺激が少ないので、ストレスなくきれいな肌を目指せるでしょう。

自己処理は手軽ですが、肌を傷つける原因にもなります。
ムダ毛が気になるなら、プロにまかせてつるつるの肌を手に入れてくださいね。

この記事の監修者

大井美恵子先生の画像

女医によるファミリークリニック院長

大井 美恵子 先生

難病指定医
キレーション認定医
小児慢性特定疾患指定医
子どもの心相談医
高濃度ビタミンC点滴療法認定医

金沢医科大学医学部出身。
自身の出産をきっかけに「家族みんなを診察できるクリニックをつくりたい」という想いから、女医によるファミリークリニックを開業。

ロート製薬 お肌のお悩み相談室 質問相談 担当医など、雑誌やTVなど多数メディアに出演経験あり。

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