脱毛後お風呂に入ってもいい?いつからOK?入浴がダメな理由やシャワーの注意点

脱毛後お風呂に入ってもいい?いつからOK?入浴がダメな理由やシャワーの注意点

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「脱毛当日にうっかりお風呂に入ってしまったけれど大丈夫なのか心配」

「脱毛後、何日くらい間を空ければお風呂に入っていいのか知りたい」

脱毛後はお風呂に入ってはいけないと言われるものの、その理由やいつから入浴が可能になるかわからない方も多いですよね。

脱毛当日は、施術によって肌に熱が加わり、皮膚が炎症を起こしている状態です。

お風呂に入ることで肌トラブルを招く恐れがあることから入浴は控えるよう指示されることがほとんど。

本記事では、脱毛後の入浴がダメな理由や入浴後に起こり得る肌トラブル、入浴可能なタイミングなど、わかりやすく解説します。

脱毛後の入浴について不安を感じている方や正しい知識を身につけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

脱毛後にお風呂に入れる?の答えはNO

脱毛をした当日、お風呂に入ることは避けましょう。

なぜなら脱毛後の肌はデリケートになっており、お風呂に入ることで余計に肌へと負担がかかってしまうから。

痛みや見た目に変化を感じていなくても、肌は施術によってダメージを受けています。

脱毛は一度切りの施術で終わることはなく、何度も繰り返し行う必要があるため、脱毛後は肌への負担を取り除くことが大切です。

ただしクリニックやサロンによっては、入浴はNGとしている一方で「シャワーならOK」としているケースもあります。

通っているクリニック・サロンの指示に従うのが良いでしょう。

脱毛当日のお風呂がダメな理由

脱毛当日のお風呂がダメな理由

脱毛当日のお風呂がダメな理由は、肌へのダメージを避けるためです。

脱毛後の肌は、以下のような状態になっています。

  • 身体に熱を帯びている
  • 肌が乾燥しやすくなり、刺激を受けやすくなる

脱毛後の肌は熱を帯びており、軽いやけどをしているのと同じ状態です。

お風呂に入ると体温が上昇するため、赤みやかゆみが出るだけでなく、施術によって受けたダメージが長引く可能性があります。

さらに、脱毛後の肌は乾燥している状態のため、外部からの刺激を受けやすくなる可能性もあるでしょう。

医療脱毛後にお風呂に入ってしまったらどうなる?

医療脱毛後にお風呂に入ってしまったらどうなる?

医療脱毛後にお風呂へ入ってしまった場合、脱毛後の副反応として以下のような症状が現れるかもしれません

  • 赤み
  • かゆみ
  • 炎症

お風呂に入ることで血行が促され、肌が赤くなったりかゆくなったりする恐れがあります。

かゆみによって肌を掻きむしってしまい、思わぬ肌荒れにつながってしまうことも…。

場合によっては皮膚科への受診が必要になることもあるため、注意が必要です。

脱毛後は、肌のバリア機能が低下しているため、お風呂に入ることで脱毛後の副反応が顕著に現れる可能性があります。

脱毛後に入浴・温泉に入ってしまった時の対処法

脱毛後に入浴・温泉に入ってしまった時の対処法

脱毛後に入浴・温泉に入ってしまった場合の対処法は、以下の通りです。

タオルや保冷剤で肌を冷やす

肌にこもった熱を逃がすため、タオルや保冷剤で肌を冷やすのがおすすめ

肌に熱を溜め込んだ状態でいると、赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こす原因となります。

水で濡らしたタオルや保冷剤を包んだタオルを脱毛箇所に10分程度当て、しっかりクールダウンすることが大切です。

冷やし過ぎるとかえって肌に負担をかける要因にもなるため、肌の冷やし過ぎには十分注意してください。

肌にやさしいケア用品でしっかり保湿する

肌にやさしいケア用品でしっかり保湿することも大切です。

お風呂に入ることで体温がさらに上昇してしまい、肌の乾燥が起きやすくなります。

肌の乾燥は肌荒れを招く要因にもなるため、いつも以上に肌への水分補給と保湿を心掛けてください

その際、肌に刺激を与えないよう敏感肌用や刺激が少ないケア用品を選ぶことがポイント。

化粧水や乳液は肌に叩き込むのではなく、肌に馴染ませるようにそっと広げると良いですよ。

脱毛後いつから湯船・サウナ・温泉に入れる?入浴のタイミングは何時間後?

脱毛後、湯船・サウナ・温泉に入れるタイミングは以下の通りです。

種類タイミング程度
湯船脱毛翌日~熱いお湯は避け、ぬるめのお湯にさっと入る
サウナ脱毛後4日目~長時間の利用は避け、肌の状態を見ながら利用する
温泉脱毛後8日目~熱すぎるお湯や長時間の利用は避け、肌の状態を見ながら利用する

脱毛後、サウナや温泉に入れるまでに時間が長くかかる理由は、温度の高さや細菌による炎症のリスクが高いからです。

普段ならお風呂の菌も問題にはなりませんが、脱毛後の肌はバリア機能が弱まっており思わぬトラブルが起きる可能性があるため、間隔をあけた方がいいでしょう。

ただし一人ひとり肌の状態が異なるため、上記はあくまでも目安として捉えてください。

少しでも肌に異変を感じているときは、湯船・サウナ・温泉の利用を控えた方がトラブルを回避できます

クリニックやサロンによっては、「施術後〇時間は湯船・サウナNG」と独自に方針を定めているケースもあるため、確認必須です。

指示に従った上で、湯船・サウナ・温泉を楽しみましょう。

脱毛後のシャワーの浴び方・注意点

脱毛後のシャワーの浴び方には、2つポイントがあります。

  • 弱めの水圧&ぬるめのシャワーをさっと浴びる
  • しっかりと泡立てた石鹸で、肌をやさしく洗う

脱毛後は身体に熱がこもっているため、シャワーはいつもよりもぬるめの温度(40℃以下)に設定することが大切です。

このときシャワーの水圧にも気を配り、弱めの水圧を心掛けてください。

水圧が強すぎると、肌を傷つけてしまう恐れがあります。

肌を洗うときは、ゴシゴシこすると痛みを感じたり、炎症を起こしたりする可能性があるため、やさしくなでるように洗うのがコツ

普段使っているボディタオルやスポンジは避け、しっかりと泡立てた石鹸で、やさしく肌を包み込むように洗うのがおすすめです。

肌に刺激を与えないのがポイント

シャワーを浴びるときは、できるだけ肌に刺激を与えないよう以下2つに注意しましょう。

  • 刺激の強い石鹸やボディソープは使わない
  • シャワーの温度は高温を避ける

刺激の強い石鹸やボディソープとは、具体的にはメンソールやスクラブ入りのアイテムのこと。

脱毛後の肌は敏感になっているため、これらのアイテムでは刺激が強すぎて肌トラブルを起こす可能性があります。

刺激の強い石鹸やボディソープではなく、敏感肌用や低刺激の石鹸を使うのが良いでしょう。

また、シャワーの温度が高すぎると身体に熱がこもり、赤みやかゆみを引き起こす可能性があるため、高温は避けてください。

お風呂以外に脱毛後にしてはいけないことはある?

お風呂以外に脱毛後にしてはいけないことはある?

お風呂以外に、脱毛後にしてはいけないことを3つご紹介します。

飲酒・運動など体温が上がる行動

脱毛後は飲酒や運動など、体温が上がる行動はNGです。
以下のようなリスクが考えられます。

  • 肌トラブル(赤みやかゆみ)につながる
  • 汗をかくことで細菌が繁殖する
  • 利尿作用によって肌の乾燥が進む

飲酒や運動によって血行がよくなり、体温が上昇することで赤みやかゆみを引き起こす可能性があります。

体温が上昇すると汗をかくことが増え、汗によって細菌を繁殖させてしまうでしょう。

脱毛後の肌はバリア機能が弱まり炎症を起こすことも考えられるため、注意してください。

また飲酒は体温が上がるだけでなく、アルコールの利尿作用によって体内の水分を体外へ排出することにもつながります。

体内の水分を排出する=肌の乾燥が進む原因にもつながるため、脱毛後の飲酒・運動は避けるのが好ましいです。

日焼け

脱毛後に日焼けをするのはNGです。

日焼けによって、以下のようなリスクが考えられます。

  • 肌トラブル(赤みやかゆみ)につながる
  • 肌の乾燥が進む
  • 次回以降、施術が受けられなくなる可能性がある

脱毛後の肌はデリケートになっているため、紫外線を浴びることで肌トラブルや乾燥を招く可能性があります。

さらに脱毛器は黒い色素に反応するため、毛根ではなく黒くなった肌に反応してしまい、脱毛の効果を下げる恐れもあるでしょう。

日焼けをし過ぎると場合によっては、次回以降の施術が受けられなくなることも…。

日焼け止めや日傘を効率よく活用し、日焼けを防ぐことが重要です。

予防接種や服薬

脱毛後の予防接種や服薬は基本的にNGです。

予防接種や服薬によって、以下のリスクが考えられます。

  • 予防接種の副反応のリスクが高まる
  • 肌トラブルが起こりやすくなる

予防接種によって体調変化があった場合に脱毛の刺激も加われば、人によっては痒みや腫れなど副反応のリスクが高まる可能性があるでしょう。

服用する薬の種類によっては光に敏感になるケースもあり、照射時のライトに強く反応することで肌トラブルを招く恐れもあります。

予防接種や一時的に服薬の予定がある方は、事前に脱毛のタイミングをクリニックやサロンに相談することがおすすめです。

もし日常的に服用しなければならない薬がある場合には、事前にスタッフに確認してみましょう。

脱毛期間中のお風呂上りのケア方法

脱毛期間中、お風呂上がりにおすすめのケア方法をご紹介します。

  • 身体を拭くときは、タオルで肌をやさしく押さえて水気を取る
  • 刺激の弱いスキンケア用品で肌に水分を与える
  • 保湿力の高い乳液やクリームで水分を肌に閉じ込める
  • 身体に熱がこもっている場合は、脱毛した患部を冷やす

お風呂上がりに、身体をタオルでゴシゴシ拭くのはNGです。

肌の水滴をタオルで優しく押さえつけるようにして水気を取りましょう。

水気を拭ったあとは、化粧水で肌にたっぷりと水分を補給し、乳液やクリームを使って水分を肌に閉じ込めるのがポイント。

水分補給や保湿を怠ると、乾燥して肌トラブルを招く恐れがあります。

身体に熱を帯びていたり、赤みが出ていたりする場合は、水で濡らしたタオルで肌を冷やすなど、必要に応じて対処してください。

脱毛後の入浴によくある質問

脱毛後の入浴について、よくある質問をまとめました。

家庭用脱毛器を使うタイミングは入浴後って本当?

家庭用脱毛器は、入浴後に使用するのがおすすめです。

入浴後は毛穴が開いた状態のため、毛根へ脱毛器の照射が行き届きやすくなります。

肌に皮脂や汚れが付着していない点もメリットのひとつ。

ただし入浴直後は体温が上がっているため、肌トラブルを避けるためにも最低30分以上経ってから行うのが良いでしょう。

セルフでできるからといって、肌の状態や体調を無視して行うことは避けるようにしてください

脱毛後にプールは入れる?いつからOK?

脱毛後すぐはプールに入れません。

プールには塩素が入っていることが多く、塩素は肌に刺激を与えてしまいます

塩素が入っていないプールであっても、不特定多数の方が利用する公共施設の場合、細菌によって感染のリスクが高まり危険です。

脱毛後にプールへ入るタイミングは、施術から1週間程度経過していることが目安

脱毛の施術日とプールに入る日のスケジュールをきちんと管理して、上手に乗り切ってくださいね。

冬は脱毛後でもお風呂に入りたいけどダメ?

寒い冬の日であっても、脱毛後にお風呂へ入るのは我慢しましょう

脱毛後の肌は熱を帯びており、たとえ冬でもほてっている状態です。

お風呂に入ることでさらに体温が上昇してしまい、肌トラブルや乾燥を招くきっかけとなります。

お風呂に入る場合は湯船に浸からず、ぬるめのシャワーをさっと浴びる程度に留めるのが賢明です。

もちろん、お風呂上がりは化粧水や乳液を使って肌をしっかり保湿することを忘れないようにしてください。

脱毛した日のお風呂は控えて肌を早く回復させよう

本記事では、脱毛後の入浴がダメな理由やいつから入浴が可能になるのかについて解説いたしました。

脱毛後の肌は、施術によってダメージを受けた状態のため、肌に負担がかかる入浴はNGです。

どうしてもお風呂に入りたい場合は、クリニックやサロンの指示に従った上でぬるめのシャワーを浴びる程度にしておきましょう。

肌を洗うときも敏感肌用や低刺激の石鹸を使うなど、肌への刺激を徹底して避けることが好ましいです。

脱毛後の入浴について正しい知識を身に着け、施術によってダメージを受けた肌の回復に努めましょう。

この記事の監修者

大井美恵子先生の画像

女医によるファミリークリニック院長

大井 美恵子 先生

難病指定医
キレーション認定医
小児慢性特定疾患指定医
子どもの心相談医
高濃度ビタミンC点滴療法認定医

金沢医科大学医学部出身。
自身の出産をきっかけに「家族みんなを診察できるクリニックをつくりたい」という想いから、女医によるファミリークリニックを開業。

ロート製薬 お肌のお悩み相談室 質問相談 担当医など、雑誌やTVなど多数メディアに出演経験あり。

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